リラックスできる寝室のインテリア

吸湿性や放湿性にもこだわる
眠りにつくときに使用するのが、寝具です。
寝具の中の最適温度は33度前後、湿度は50%前後がいいといわれています。
温度が低すぎても高すぎても体温や湿度が放出されず、熱をため込んでしまい、寝付きにくかったり睡眠中に何度も目が覚めてしまったります。
これでは、睡眠の質を上げることが難しいです。
寝具やパジャマなどには、吸湿性や放湿性の高い素材のものを選ぶようにしましょう。
また、敷き布団やマットレスは、硬すぎると身体の凸部分に痛み、酷い場合はうっ血等が生じる可能性があります。
逆に柔らかすぎても、背骨が曲がりすぎ、腰痛の原因になる場合もあるので慎重に選ぶ必要があります。
適正な硬さには個人差がありますので、寝具取扱店で「寝姿勢圧」測定などのサービスを利用してみるのもよいかもしれません。
身体にあったものを選ぶことも、睡眠の質を上げるポイントです。
睡眠に適した照明
照明には色温度という尺度があります。
青白く冷たい感じの色味は色温度が高い、逆にオレンジがかった色味は色温度が低いと表現されます。
色温度が高いと人は緊張を感じ、逆に色温度が低いとリラックスできるのです。
そのため、色温度が高い蛍光灯などは、仕事場や作業場といったスペースに色温度が低い照明はリビングや寝室などに使用しましょう。
寝室には、シーリングライトがメインとなっていることが多いので、リモコンで明るさが調整できるタイプを選ぶと便利かもしれません。
シェードの素材は、インダストリアル調の無機質な感じや、ガラス素材の様に光源がむき出しになるようなものは不向きかもしれません。
ファブリック素材ならば、光を和らげてくれます。
また、間接照明をベッドサイドやサイドテーブルに置いておけば、メインを消灯しても真っ暗にはならず、落ち着いた明るさをキープでき、リラックス効果を高めることもできます。