寝室のインテリアのポイントは?

リラックスできる配色を取り入れる
視覚から得られる刺激の中で、色味は特に大きな影響をもたらします。
赤やオレンジ系は行動力を高め、黄色は好奇心や向上心を、緑は調和やバランス、青は感情のコントロールする効果があるといわれます。
リラックス効果が高いとされているのが、グリーン系、ベージュ系です。
また、ブルー系やパープル系には心を落ち着かせ、精神的疲労を和らげる効果があります。
効果があるからと言って、いろいろな色を取り入れると、それはまた落ち着かない雰囲気になってしまうので、カーテンや寝具等、面積の広いものについては色味を統一するとしっくりときます。
差し色として別の色味を入れる場合でも1~2色に抑えて置くようにすると変化がありながら統一感のある空間づくりができるでしょう。
レイアウトにも配慮する
目につくところにモノがあふれていると、脳へ送られる情報が多くなり、どうしても落ち着かなくなります。
寝室にはできるだけモノを置かないようにしましょう。
そして、天井までの高さが低めの場合であれば、高さの低めのベッドを選択するなど、全体的にゆとりのあるレイアウトを心がけると、心も体もリラックスしやすくなります。
また、ベッドを置く場所も、注意が必要です。
質のよい睡眠を得るためには、就寝中の寝具の中を適温に保つことが大切ですので、温度差が出やすい窓際に置くのは避けましょう。
お部屋の広さの関係で、窓際にしか配置できない場合は、厚手のカーテンを採用する等、冷気や暑い日差しが差し込むのをできるだけ防ぐように工夫するようにしてください。